通勤・通学時や外出時に欠かせない持ち物と言えばなんでしょうか?スマートフォンやお財布、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードと答える方が多いでしょう。女性ならば、化粧崩れを直すためのメイク道具も持ち歩きたいかもしれませんね。しかし、大切なものをお忘れではありませんか?タオルです。
「タオルなんて使う機会がないから持ち歩かない」と考える方もいるでしょう。しかし、本当にそうでしょうか?タオルがなければ困ってしまうシーンはいくつも考えられます。
デパートや公園など、今やどこのお手洗いでも、たいがいペーパータオルやハンドドライヤーが備え付けられています。そのため、普段はお手洗いの後に手を洗っても、ペーパータオルやハンドドライヤーを使って手を拭いたり、乾かしたりしている方も多いでしょう。
ところが、もしもペーパータオルの補充がされていなかったら?ハンドドライヤーが壊れていたら?ペーパータオルならば、施設の管理人や清掃員の方に頼むことで補充してもらえるかもしれませんが、ハンドドライヤーはすぐには使えるようにはならないでしょう。また、ペーパータオルを補充してもらうとしても、タイミングよく管理人や清掃員に会えるとは限りません。むしろ、一度お手洗いを出て探しにいかなければならない可能性のほうが高いです。その前には手を洗いますよね?そんな時にタオルがなければ、手を拭くことができずに困ってしまいます。
天気予報と実際の天気が異なることは往々にしてあります。通り雨が良い例です。天気予報では降水確率が低いと言っていたのに、短時間の雨が勢いよく降ってきたので濡れてしまったという経験は多くの方がしているでしょう。
雨の予報を確認していたにも関わらず、傘を忘れてしまうということもあります。雨に濡れた後、すぐに帰宅できるならば良いですが、そのようなケースばかりではありません。通勤・通学途中で雨に濡れてしまうケースもじゅうぶん考えられます。その時、濡れたまま社内や校内に入っては、床を濡らしてしまいます。ほかの社員や生徒に迷惑をかけてしまいますよね。そうならないためにも、タオルを持ち歩く習慣をつけておくと良いでしょう。
夏場は汗をかくことが分かっているので、ほとんどの方がタオルを持ち歩いているかもしれません。しかし、暑くなって汗をかくのは夏場だけではありません。たとえば、冬場でもコートなどの防寒具を着込んで暖房の効いた満員電車に乗ると、電車を降りる頃には汗をかいているのではないでしょうか?
また、運動をする予定がある時も、汗をかくことが分かっているのでタオルを持って出かけますが、体を動かして汗をかく機会は他にもあります。通勤・通学時間や待ち合わせ時刻に遅れそうになったら、少しでも早く目的地に到着しようと早歩きになりますよね。もっと深刻な場合は全力で走るでしょう。すると、運動をした時と同様に汗をかきます。
汗をかいた時にタオルを持っていなければ、汗を拭うことができません。
タオルを持っていて困ることはありませんが、持っていなければ困る事態はたくさんあります。タオルを持ち歩く習慣がない方は、今からでも持ち歩く習慣をつけましょう。
「タオルを持ち歩くにも、好みのタオルが見つからない…」という方は、オリジナルタオルを作ってみてはいかがでしょうか?市販されているタオルよりも愛着が湧き、持ち歩くことを楽しみに思えるかもしれません。